アジャイル検定 Lv.2 - 試験レポート
アジャイル検定 Lv.2 を受験してきたので、結果を含めて簡単なレポートを残しておきたいと思います。
アジャイル検定
アジャイル検定とは
アジャイル開発のスキルを客観的な尺度で分析・判定するのが、アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験です。 試験システムとして、CBT(Computer Based Testing)を採用しています。 いつでも、どこでも受験することができます。4肢択一スタイルの問題、平均で70%の正解率を得られるよう、難易度を調整しています。 合格基準は80%以上の正解率です。
アジャイル検定の構成
アジャイル検定 Lv2.試験
試験範囲
- モデリング
- オブジェクト指向設計:継承、インターフェース、ポリモーフィズム、疎結合、Dependency Injection
- コーディング
- コーディングルール:ツールによる確認(checkstyle)
- ペアプログラミング
- リーダビリティ(コードの読みやすさ)
- テストコード(Mock、Testing frameworkなど)
- 静的解析ツール(SonarQube)
- ドキュメンテーション
- 構成管理
- チーム開発:SCM(ソースの変更管理システム)、分散型(git)、集中型(Subversion、CVS 等)
- ブランチ戦略:ブランチとマージ、レビュー・受入(プルリクエスト)
- コンテナ技術
- テスト
- TDD:Junit(モックを使ったテスト、テスト結果レポートの見方、網羅率C0,C1,C2) 品質管理のためのテスト(パフォーマンステスト、結合テスト、総合テスト・システムテスト) ユーザー受入テスト、ブラックボックステスト、ホワイトボックステスト
- 常時結合
- 自動化の導入:何時動かして結果から何を読み取るか、自動化の導入効果、何を自動化するか(ビルド⇒テスト⇒デプロイ等)
- 何のため、誰のために、常時結合(CI)をおこなうのか
- デザインパターン
- リファクタリング
- マーティン・ファウラー「リファクタリング」(コードの不吉な匂い等)
- オブジェクト指向設計原則(Principles Of Object Oriented Design)
- チームのスキル
- スプリント計画
- 自己組織化されたチーム:メンバーの行動規範(コミュニケーション、自立と協調)
- レトロスペクティブ(振り返り)
試験時間および出題形式
- 試験時間:60分
- 出題形式:多肢選択式 (四肢択一) 40問
- 評価方法:65%以上合格
Lv2.試験結果
試験勉強
感想
- Lv2ではLv1に比べ圧倒的に複数選択可能な形式の問題が多かったので、より正確に理解していることが求められる
- 各要素の目的を意識して勉強すると良さそう
- 合格したものの、合格ラインギリギリだったので引き続き理解を深めるよう努めていきたいと思う